0歳・1歳・2歳さんのパパママ!リトミック教室の上手な選び方についてご紹介 - リトミック講師の資格取得ならNPO法人日本こども教育センター

2022.01.01

0歳・1歳・2歳さんのパパママ!リトミック教室の上手な選び方についてご紹介

コラム, リトミック

0歳・1歳・2歳さんのパパママ!リトミック教室の上手な選び方についてご紹介

リトミック レッスンの様子

リトミックは、幼児期の子ども達の健全な発達に、とても効果的な習い事です。

赤ちゃんの頃から親子一緒に楽しむことのできるものとして、子育て世代の方から注目を集めています。

しかし、さまざまなリトミック教室がある中で、どのようなポイントに注意して教室を選べば良いのでしょうか?

本記事では、生徒の方々がどのようにしてリトミック教室を選ばれるのか?

その上手な選び方についてご紹介していきます。

生の楽器を使っているか(基本的にはピアノ)

ピアノや簡単な打楽器など、楽器の生演奏を行ってレッスンを進める教室を選ぶと良いでしょう。

リトミック レッスン ピアノ

このような生の楽器を講師が演奏しながらレッスンを行うことで、子どもの反応を見ながら音の強弱や高低をつけることができ、子どもが瞬時に音に反応しやすくなるというメリットがあります。

小さい子どものうちから、生の楽器の音に触れることができるというのも魅力の一つです。

リトミック教室の中には生の楽器は使用せずに、CDを流しながらレッスンを行うところも少なくありません。

しかし、生の楽器による演奏では、CDでは得ることができない繊細で微妙な音を感じることができます。

また、CDでは子どもの反応を見ながら、音の強弱やリズムなどを変えることができませんが、生楽器の演奏では講師が子どもの反応に応じた効果的な演奏をすることができます。

リトミックの知育効果をよりしっかりと高めていきたい場合、生の楽器を使っている教室が良いと言えるでしょう。

生の楽器の中でもとくに「ピアノの生演奏」が効果的ですので、教室選びの際にはこのポイントに注目してみると良いかもしれません。

「動き」と同時に「聴く」ことを大切にしているか

リトミックでは動くことと同時に「集中して聴く」ことも重要です。

リトミック レッスンの様子

「さまざまなジャンルの音楽を聴く」「楽器の音色を聴く」といった聴く力を鍛えることも、リトミックの役割の一つです。

レッスン中に動きばかりでなく、座って注意深く音を聴く場面があるか。

「即時反応」や音楽の雰囲気の変化など、たくさんの要素を講師が取り入れて、子ども達の「聴く」能力を育てようとしているかどうか、など見られるとよいです。

そのため、やはり「ピアノの生演奏を行う」など、生の楽器の音色を聴くことができる教室を選ぶのが良いのです。

リトミック講師が積極的に「声かけ」をしているか

レッスン中、子どもたちに向けて講師がどのような声かけを行っているか、という点にも注目しておくと良いでしょう。

たとえば、レッスンのテーマが「風船を持って浮かんでいるイメージで自由に動く」というテーマである場合、講師は子どもに風船を渡してあげる身振りと共に「何色の風船が好き?」という声かけを行ってあげることで、子ども自身もそのイメージをもちやすくなります。

また、子どもが音楽に合わせて動きを変えるというテーマの場合は、「そろそろ○○君の番だよ」「始まりの合図をよく聴いてみてね」といったように、上手く子どもにフォローを入れることも良い例だと言えます。

また、子ども達の自己肯定感を育てられるような「声掛け」も大切です。

上手にできなくても、人見知りで動くことができなくても、

「お耳でちゃんと聴けてるよ~」

「今日は○○が上手だったね~」

など、「褒めて」「認めて」あげられる声掛けがたくさんあるかどうかも、見ると良いです。

日本こども教育センター理事の井上のリトミックレッスンでは、40分のレッスン中に100回子ども達の名前を読んで声をかける、くらいの気持ちで声掛けをしています。

このように、「レッスン中に講師が丁寧で細やかなコミュニケーションを子どもととっているかどうか」という点は、子どもがリトミックのレッスンを続けやすくなる重要なポイントです。

リトミック体験教室を受けてみて教室の雰囲気と子どもの様子が合っているかも確認

リトミック レッスンの様子

リトミックのレッスンは親子で参加するということがほとんどであるため、「子どもがストレスや不安なく過ごせているか」「リトミックを継続できそうかどうか」を確かめておくことが大切です。

リトミック教室の教育方針・雰囲気・参加人数などを確認しておき、自分の子どもがそのレッスンに溶け込めそうかを確認しておきましょう。

先生がちょっと怖いかも、教室の空気がピリピリしている、というようなことや少しでも違和感を感じた場合は他のお教室も体験レッスンをしたり見学してみることをおススメします。

逆に、和気藹々楽しそうでも、けじめがなくだらだらとレッスンがすすんでいる、何をしているのかよくわからない、といった場合もあります。

お子さまのタイプや向き不向きもあるので、見学や体験レッスンはいくつか行ってみると良いですね。

1回完結で、サークルのようなリトミックレッスンなのか、通年を通して「お教室・習い事」としてのリトミックなのか

リトミックのレッスンは、地域の無料イベントや公民館でのサークルなどもあります。

1回1000円など、比較的安価なレッスン料で、楽しめますし、ママ友が出来たり、同学年のお友達が出来たり、お家に居るよりどこかに出かけたい、というママ達が気軽にはじめることができます。

サークルといっても、ちゃんとリトミック講師資格を持った先生もいらっしゃいますし、趣味で教えたい、という方もいらっしゃり、レベルも様々です。

本格的なリトミックなのか、手遊びやお歌だけなのか、CDで踊るだけのサークルなのか・・・様々ありますので、体験レッスンや一度参加してみるのも良いですね。

反対に、音楽教室やリトミック教室として「習い事」の枠にはいるリトミックもあります。

お月謝制で発表会や季節のイベントがあったり、習い事としてのリトミック教室の方がより真剣度は高いかもしれません。

将来的に、ピアノやヴァイオリンに繋げていきたい、音楽が大好きで得意そうだ、という場合は是非お教室のリトミックを選ぶと良いです。

同じお教室内に、ピアノやヴァイオリンのレッスンを開講している場合もありますので、その後にもつながりやすいです。

リトミック教室に通うお母様方にお話しを伺いました

・今のリトミック教室を選んだのは、先生がとても明るくてレッスンのスピードが速く40分があっという間に感じたからです。娘もとても楽しそうで、リトミックに行きたい、と毎週楽しみにしています。

・サークルに比べて、習い事のリトミックだと少しお月謝があがりますが、内容が全く違って本格的なので、今のお教室を選んで良かったと思います。

・何回もイベントや発表会で舞台に立つうちに度胸もついてきて、皆さんの前で堂々と合奏などができるようになりました。2-3か月前に、近所でピアノ教室に通うようになったのですが、ピアノの先生から、「とてもリズム感がいいですね」と言われたのです。

リトミックレッスンを受けていることをお伝えしましたら、「やっぱり違うね」と言われました。その言葉を聞いて、やっぱりリトミックは音楽の基礎を作っているんだ、時間しました。

おわりに

本記事では、リトミック教室の上手な選び方についてご紹介しました。

リトミック教室によってさまざまなスタイルがあるかと思います。

当記事でご紹介した注目しておきたいポイントを踏まえたうえで、生徒の方々は自分の子どもに合ったリトミック教室を選ばれています。

このような内容を、リトミック教室を運営される上での参考になさってください。

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