生きる力を育てる知育 - リトミック講師の資格取得ならNPO法人日本こども教育センター

2021.11.17

生きる力を育てる知育

コラム, 知育

生きる力を育てる知育

自分で考える力や積極的に行動する力を育てる『知育』

乳幼児期はさまざまな刺激から沢山のことを学び、吸収する大事な時期です。

そんな時期に知育を取り入れることで、子どもたちの能力や可能性を引き伸ばすことができます。

では具体的に子どもたちの成長に知育を取り入れるためには、どうしたら良いのでしょうか?

 

この記事では、

✓ 保育士や幼稚園教諭で保育に知育を取り入れたい方

✓ ピアノ指導に知育を取り入れたいピアノ講師の方

✓ これから子どもに関わる職業になる方

✓ お子さまの子育てに知育を取り入れたい方

 

など、子どもとの関わりに知育を取り入れたい方に向けて、知育の良さや知育インストラクターになるメリットをご紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

知育って何?

知育とは、『自分の頭で考えて行動する力』を育てる教育のこと。

さまざまな情報を知っている『知識』とは異なり、思考力・記憶力・発想力・判断力といった自ら考えて行動する力を育てます。

 

知育では、

問題が発生した時に状況を『理解』⇒知識や経験をもとに『判断』⇒『答えを導き出す』

という過程を重視しています。

つまり、困難な壁にぶつかっても自分で考えて生き抜く力を育てるのが知育です。

 

子どもの成長に知育を取り入れるメリット

知育を取り入れるメリットについてご紹介します。

 

|乳幼児期の脳はさまざまなことを吸収するから

3歳までの脳は外部からの情報をスポンジのように吸収します。

さまざまな刺激から多くのことを知って・経験し、習得していくのです。

つまり、乳幼児期に知育のような質の良い刺激に沢山触れることで、それだけ沢山のことを学び、可能性を広がっていきます。

 

|考えることが楽しいと思えるようになるから

知育を取り入れると『考える力』が育ちます。

考えても理解できないという経験を重ねると、考えること自体が嫌になってしまいますよね。

知育を取り入れて考える力が育つと、スムーズに学習ができるので勉強が楽しいと思えるようになります。

乳幼児期にその楽しい経験をたくさん踏んでおくことで、就学後も自ら意欲的に学習できるようになるのです。

 

|知能指数を高めることができるから

3歳までの乳幼児期に知育を取り入れるとIQ(知能指数)を伸ばすことができます。

IQが育つと思考力・記憶力がアップするだけでなく、自立心や思いやりなどのEQもアップ。

生きていく上では、学力だけでなく、柔軟に考える力『IQ』や感じる力『EQ』が必要になります。

 

|自ら考えて行動できるようになるから

知育を取り入れると、「どうしたらできるようになるか」「どうしたらスムーズにできるようになるか」「できるようになったら次はどうするか」のプロセスが身に付き、目の前で問題が起きても自分で考えられるように。

その結果、他人に流されることなく、自分の意志で決断し、行動ができるようになります。

 

知育は子どもを取り巻く環境(人やモノ)も大切!

乳幼児期に知育を取り入れるメリットをご紹介しましたが、ただ知育教材(玩具)が揃っているだけでは質の良い知育とは言えません。

知育には質の良い環境が必要になります。

それでは、質の良い環境とは何なのか具体的に見ていきましょう。

 

|失敗しても認めてくれる大人の存在

『自分で考えやってみる』このプロセスの中では、時には失敗したり、思い通りにいかないこともあるでしょう。

それでも「諦めずにチャレンジしよう!」と思えるのは、それを受け止めて見守ってくれる大人の存在があるからです。

成功した時も同じで、大人が一緒に喜びや達成感を共感し、受け止めることで、子どもは「またやりたい!」と次のステップに進むことができるのです。

 

|興味を引き出せる言葉掛け

上記では、認めてくれる大人の存在が大切であることをお伝えしましたが、知育は興味につながる言葉掛けも重要です。

子どもの興味や意欲を引き出すためには、子どもが「やってみたい」と思える言葉掛けが

大切です。

言葉掛けと言っても「これはこうするんだよ」と手順を教えるのではなく、「これはどうするのかな?」「これはなんだろうね」とあくまで子どもが興味を持つきっかけを作ることを意味します。

 

|発達や年齢に応じた適切な教材(玩具)の提供

知育を行う場合は、子どもの発達や年齢に応じた適切な教材を使う必要があります。

なぜなら、子どもの成長を急ぐあまり、レベルの高いものを使うことで子どもが興味を持てないからです。

発達や年齢に合わせ、意欲的に取り組める教材を使いましょう!

 

日本こども教育センターの知育インストラクター養成講座

日本子ども教育センターでは知育インストラクターになるための養成講座をご準備しています。

養成講座を修了し、認定試験に合格すると晴れて知育インストラクターに!

認定教室『さくらさく幼児教室』の教材を使って幼児教室を開講したり、幼稚園や保育園など保育現場にも取り入れていただくことも可能です。

また、ピアノ教室で導入として知育を取り入れたり、お子さまの子育てに知育を取り入れたり、資格の活かし方はさまざま。

 

子どもの発達や成長に合わせた教材を使って、『自分でしっかり考えられる力』『生きる力』を育てる知育の指導方法を学ぶことができます!

 

 

知育は保育園や幼稚園など保育現場にもおすすめ!

知育は、幼稚園や保育園など保育現場にもぜひ取り入れていただきたい教育です。

保育の活動に知育を取り入れることはもちろんのこと、知育の考え方が保育に活きてくることも。

具体的には、知育を学んだことで、子どもへの言葉掛けが「〇〇しなさい」から「〇〇するにはどうしようか?」に変化したという声も耳にしました。

 

保育現場は子ども達の人数も多く、忙しい日々の中で、なかなか子ども主体で保育をするのは難しいですよね。

例えば、子どもが自分で靴を履こうとする場面でも、時間がないからという理由で保育士がやってあげたり、子どもが積み木をしていても「こうやるんだよ」と答えをすぐに伝えてしまったりすることも。

 

子ども自身が、自分で気付きやってみたいという経験を大人が奪ってしまうのは非常に勿体の無いことです。

 

知育の指導方法や考え方を学べば、『子どもの主体性を育む保育』の実践に役立ちます。

 

子ども一人ひとりが可能性を広げのびのびと成長していけるように、ぜひ、保育現場の先生たちには知育を学んでいただければと思います。

 

知育インストラクターとして子どもの「やってみたい」を引き出しましょう!

人間の脳は3歳までに80%完成すると言われています。

つまり、乳幼児期の経験がその後の成長に大きく影響するのです。

最近では、大人が子どもを危険から守るためにと、さまざまなものから遠ざけたり、排除したり、過保護になりすぎて、体験や経験から学ぶという機会が乏しい子どもも見られます。

その結果、何かが起こっても誰かに聞かないと行動ができない。自分で考えられないということが起こってしまいます。

 

生きていく上で、難しい問題にぶつかったり、悩んだりすることは誰でもあること。

そんな時でも自ら考えて行動することで、新たな発見や学びにつながり、次のステップに進むことができます。

 

知育を取り入れることで『自分で考えて積極的に行動する力』を育むことができます。

また、本来持っている子どもの柔軟な感性や発想力を引き出すことで、その子の能力を伸ばし、可能性を広げることにもつながります!

 

日本こども教育センターの知育インストラクター養成講座は、子どもと関わる機会のある方はぜひ受けていただきたい講座です。

知育インストラクターとして一度資格を取得すれば、幼児教室の運営はもちろん、この先もずっと資格を活かしてご活躍いただけます!

 

あなたも、知育インストラクターになって子どもの「やってみたい」を引き出しませんか?

 

日本こども教育センターの 知育インストラクター講座はこちらから

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