2021.12.01
知育インストラクターとは?資格内容と資格の活かし方
目次
知育インストラクターとは?資格内容と資格の活かし方
「知育」という言葉を耳にされたことはありますでしょうか?
今回は知育の先生、知育インストラクターについて、その資格内容と資格の活かし方もあわせてご紹介していきます。
知育って何だろう?聞いたことはあるけれど、実際はよくわからない、という方にもわかりやすくご説明していきます。
そもそも「知育」とはどのようなものか?
そもそも「知育とはどのようなものを指すの?」という疑問をお持ちの方も多いかと思います。
知育とは、「子どもの知能を高めることを目標とした教育」を意味しています。
「子どもの頭を良くする」という単純な目的とは少し異なり、子どもが自分の力で物事を考えイメージしたり、判断力・記憶力という能力を少しずつ身につけたりしていくことを指します。
知育活動では、あくまでも子どもたちの「やってみたい」というやる気を大切にしており、課題を目の前にした時には一緒に考えながら試行錯誤を重ねていきます。
そして、最終的には子ども自身が「できた!」という達成感を得られるようにすることを目標に掲げているのです。
「知育インストラクター」とは?
「知育インストラクター」とは、NPO法人日本こども教育センターが認定している資格の種類になります。
知育において必要となる知識や技術を学ぶことができるほか、知育教室でどういった教材を用いて指導すべきなのかの問題に対して、教材例をもらうことができます。
また知育に限らず、「モンテッソーリ」までを含む、一層充実した内容を学ぶこともできます。
「モンテッソーリ」とは、1907年にマリア・モンテッソーリが考案した一つの教育方針です。
成長に合った感覚教育・言語教育・算数教育・文化教育を通して子どもたちの援助を行い、「有能で他者への思いやりもあり、自立していて、学ぶことに対する意欲に満ちた人間」に育てていくことを目的としています。
また、こちらの知育インストラクター資格取得の講座では、2歳~小学校入学前の子どもを対象にした内容になっています。
実際の講座ではさまざまな教具を使って、2~5歳のそれぞれの学年に合った知育レッスンを模擬レッスンで行っていきます。
「通学して勉強するのは大変そう…」と心配される方もおられますが、知育インストラクターの資格講座はDVD講座のみとなります。
家庭で育児や家事をこなす合間に少しずつ勉強を進めることができます。
0歳からスタートできる「知育」はさくら知育インストラクター養成講座です
近年、知育もメジャーになり、小学校受験をするわけではないけれど、子どもの能力を伸ばしてあげたい、0歳からスタートできる知育も求められています。
0歳だと、まだ器用に手先を動かしたりするより、視覚でフラッシュカードなどでインプットしていく、というイメージがあるかと思いますが、そんなことはありません。
0歳だから、1歳だからこそ知育でのばしていくべき能力がたくさんあります。
もちろん、フラッシュカードも行いますが、簡単なパズルや物を入れたり出したりする動作、身体の動かし方など赤ちゃんに良い刺激がたくさん含まれています。
使用する教具も市販のものから自分で作成するもの、家にある素材で工夫してできるものなど、たくさんご紹介しています。
先生として知育を学びたい方はもちろん、子育てに役立てたいママ達からも好評の内容です。
知育インストラクターの資格の活かし方
知育インストラクターの資格取得後は、幼稚園や保育園で子どもへの教育に活かすことができるほか、幼児教室やピアノ教室を開く際にも学んだ内容を活用することができます。
受講者によっては資格講座で学んだ内容に加えて、元々もっていたスキル・知識を組み合わせて、ほかの教室との差別化を図るという方もおられます。
例えば、知育&ピアノなど、レッスンの間にピアノも知育も学ぶことができ、内容が増えるので子ども達も飽きることなく充実したレッスンになります。
知育自体が、ピアノやヴァイオリンに活かせる集中力や細かい作業力の向上になるので、相乗効果が得られます。
そのほかにも、季節のイベント時に「知育」に関しての教室を開いて、講座で学んだ内容を活かしているという方もいます。
「赤ちゃんを育てている中で知育に興味をもった」という方や「小さい子どもにどう接しながら教育すれば良いか分からない」という方が、資格取得を目指されるというパターンもあります。
なにより自分の子どもの教育に活用することができるのが、一番のメリットであると言えるでしょう。
また、日本こども教育センターの「知育インストラクター」資格講座は、講座内容が非常に具体的かつ実践的で分かりやすいものになっています。
受講して資格取得をした後は、自分なりにアレンジを加えつつ、すぐに受講内容をレッスンに活かすことができるため、胸を張って教室を開講したり、講師として指導を行ったりすることができるでしょう。
おわりに
今回は知育インストラクターについて、その資格内容と資格の活かし方もあわせてご紹介しました。
乳幼児期というのは、身体に限らず脳や心も急激に成長します。
この時期に知育の教育を受けておくと、子どもの将来の人生を豊かなものにすることができるでしょう。
日本こども教育センターでは、「知育」に関する講師養成講座を開講しています
日本こども教育センターでは、0~1歳対象の「さくらベビー知育インストラクター講座」と2歳~5歳対象の「知育インストラクター養成講座」の2つの講座を開講しています。
どちらの講座も、DVDで受講できるものなので、お家でお仕事や家事の合間に、ご自分のペースで学ぶことが可能です。
0~1歳対象の「さくらベビー知育インストラクター講座」
赤ちゃんを対象とした内容で、フラッシュカードの見せ方や100円ショップで揃えられる教具のご紹介など、盛沢山な内容です。
ママが見ても、日々の遊びに役立てられる内容で楽しいと思います。
2~5歳対象の「知育インストラクター養成講座」
2歳以降のお子様を対象とした知育インストラクター養成講座は、
・なぜ早期教育が必要なのか
・2~5歳のそれぞれ学年毎の模擬知育レッスン
・モンテッソーリ
などの内容盛りだくさんです。
これから知育教室をはじめたい、ピアノやリトミックのレッスンにちょっと取り入れたい方にピッタリの内容です。
ご自分のお子様に役立てたい、幼稚園や保育園にとりいれたい、リトミックやベビーマッサージ、ピアノや英会話のレッスンに少し入れてみたい、など毎回様々な目的をもった方が受講してくださいます。
知育インストラクター養成講座を受講された方の感想
初めて日本こども教育センターのリトミックを見学させていただいた時のことは今でも鮮明に覚えています。
内容の豊富さ・楽しさ・流れるような展開などに時間を忘れてしまいました。
以前より自宅教室でプライベートレッスンの形でリトミックレッスンをしており、グループレッスンも始める予定で準備をしていた時期でもありましたので受講を決めました。
受講をしてとても印象深かったことがあります。
それは、受講者同士があっという間に打ち解けその後も繋がりを持たせていただいていること、学びの場なのに楽しすぎるほどの時間だったことです。受講内容はもちろん素晴らしいものでした。
その後も、ベビー知育インストラクター・知育インストラクター・ベビーマッサージの講座を受講し、色々な資格を取得しました。
特に知育は、幅広い年齢に対応しており、リトミックレッスンには、0歳さんから知育も取り入れ、お母様方にご好評をいただいております。
「0歳のベビーちゃんにどんなことが出来るのかしら?」と思われるお母様も多いと思います。
ベビーちゃんは、初めて見る教材や楽器を不思議そうに眺め、次はちょっと触ってみますよ。
こうして新しい経験が始まります。
つまんだり引っぱったりにぎったり・・・感覚を育んでいきます。
頭の中はフル回転ですね。
1回のレッスンの中だけでも出来ることが増え、お母様には嬉しい驚きだそうです。
知育講座の教材のピクチャーカードや身の回りにある物(紙やリボンなど)を使うレッスンは、「毎日お家での遊びが同じようなことばかりで飽きてしまうので、お家にかえってからもまねをして遊べて楽しいです!」とお母様から伺っています。
「シニアのリトミックとボイストレーニング教室」では、リトミックをどんどん取り入れており、シニアの皆様にとても喜んでいただいております。
また、私のピアノレッスンの導入には、リトミックや知育が欠かせないものとなっております。
他業種の先生方とのコラボレッスンや保育園でのリトミックなど、活動の場もとても広がりました。
日本こども教育センターの講座は、内容がとても豊富で具体的・実践的だと思います。
受講後すぐから、又は自分なりにアレンジしながら、レッスンに活かせますので、自信を持って講師のお仕事を続けられます。
日本こども教育センター 知育インストラクター講師養成講座はこちらから
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