2022.03.12
リトミック教室の上手な選び方についてご紹介
目次
リトミック教室の上手な選び方についてご紹介
リトミックは、幼児期の子ども達の健全な発達に、とても効果的な習い事です。
赤ちゃんの頃から親子一緒に楽しむことのできるものとして、子育て世代の方から注目を集めています。
しかし、さまざまなリトミック教室がある中で、どのようなポイントに注意して教室を選べば良いのでしょうか?
本記事では、生徒の方々がどのようにしてリトミック教室を選ばれるのか?
その上手な選び方についてご紹介していきます。
生の楽器を使っているか(基本的にはピアノ)
ピアノや簡単な打楽器など、楽器の生演奏を行ってレッスンを進める教室を選ぶと良いでしょう。
このような生の楽器を講師が演奏しながらレッスンを行うことで、子どもの反応を見ながら音の強弱や高低をつけることができ、子どもが瞬時に音に反応しやすくなるというメリットがあります。
小さい子どものうちから、生の楽器の音に触れることができるというのも魅力の一つです。
リトミック教室の中には生の楽器は使用せずに、CDを流しながらレッスンを行うところも少なくありません。
しかし、生の楽器による演奏では、CDでは得ることができない繊細で微妙な音を感じることができます。
また、CDでは子どもの反応を見ながら、音の強弱やリズムなどを変えることができませんが、生楽器の演奏では講師が子どもの反応に応じた効果的な演奏をすることができます。
リトミックの知育効果をよりしっかりと高めていきたい場合、生の楽器を使っている教室が良いと言えるでしょう。
生の楽器の中でもとくに「ピアノの生演奏」が効果的ですので、教室選びの際にはこのポイントに注目してみると良いかもしれません。
「動き」と同時に「聴く」ことを大切にしているか
リトミックでは動くことと同時に「集中して聴く」ことも重要です。
「さまざまなジャンルの音楽を聴く」「楽器の音色を聴く」といった聴く力を鍛えることも、リトミックの役割の一つです。
そのため、やはり「ピアノの生演奏を行う」など、生の楽器の音色を聴くことができる教室を選ぶのが良いのです。
講師が積極的に「声かけ」をしているか
レッスン中、子どもたちに向けて講師がどのような声かけを行っているか、という点にも注目しておくと良いでしょう。
たとえば、レッスンのテーマが「風船を持って浮かんでいるイメージで自由に動く」というテーマである場合、講師は子どもに風船を渡してあげる身振りと共に「何色の風船が好き?」という声かけを行ってあげることで、子ども自身もそのイメージをもちやすくなります。
また、子どもが音楽に合わせて動きを変えるというテーマの場合は、「そろそろ○○君の番だよ」「始まりの合図をよく聴いてみてね」といったように、上手く子どもにフォローを入れることも良い例だと言えます。
このように、「レッスン中に講師が丁寧で細やかなコミュニケーションを子どもととっているかどうか」という点は、子どもがリトミックのレッスンを続けやすくなる重要なポイントです。
体験教室を受けてみて教室の雰囲気と子どもの様子が合っているかも確認
「子どもがストレスや不安なく過ごせているか」「リトミックを継続できそうかどうか」を確かめておくことが大切です。
リトミック教室の教育方針・雰囲気・参加人数などを確認しておき、自分の子どもがそのレッスンに溶け込めそうかを確認しておきましょう。
リトミック教室の中には体験教室を実施しているところもあるため、申し込みを行ってみるのもおすすめです。
おわりに
本記事では、リトミック教室の上手な選び方についてご紹介しました。
リトミック教室によってさまざまなスタイルがあるかと思います。
当記事でご紹介した注目しておきたいポイントを踏まえたうえで、生徒の方々は自分の子どもに合ったリトミック教室を選ばれています。
このような内容を、リトミック教室を運営される上での参考になさってください。
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